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ジャズ・シンガー satoko が歌うJ.S.バッハ MV制作キャンペーン

独特な世界観でオリジナルジャズを展開するsatokoのMV制作キャンペーンです。バッハ無伴奏チェロ組曲をsatokoが日本語で歌います。

  • 達成度

    80%

  • 目標

    200,000

  • 残り日数

    終了

このキャンペーンは、目標到達に関わらず、2017年09月15日(金) 23時59分59秒までの期間に集まった金額がファンディングされます。(お申込み時点で販売契約の成立となります)

-はじまり-


 「satokoさん、よろしければバッハのこの曲を歌ってみませんか」 

ーJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲第6番サラバンドー

ある方がある時こう薦めてくださいました。

音楽が"ムジカ"と呼ばれひとつの学問であった時代

創造主の御業の探求として創られたバッハのメロディ

歌うなら自然を賛美した日本語の歌詞にしたい。

その方の故郷である信州の山々、川、木々、草花

そこに私の故郷である北海道の風景を織り交ぜて歌詞に盛り込みました。

さらに、唱歌の「故郷」やヘンリー・マンシーニの「ムーンリバー」のように

「わたし」の旅路を見守る父、母、友を懐かしく慈しむ想いも込めて。

この歌は私を取り巻くすべての方々の清らかな善意に対する賛歌でもあります。

できるだけ多くの方々に知っていただけるよう、CDではなくYoutube等の無料動画配信によって発表することに決めました。





-キャンペーンについて-



今回はじめてクラウドファンディングという方法をお借りし制作にかかる費用への協力を募りたいと思います。

これまで制作したアルバムはすべて自費出版。製作費を抑えるために、きつい日程でレコーディングを行ったり設備や素材の選択に妥協したりしました。

ですが今回偉大なるバッハの楽曲に取り組むにあたり、ある程度しっかりした予算をもって、携わっていただく各方面の方々にも妥協を強いることなく制作に臨みたいと考えました。

そこで編曲および伴奏を東京芸大出身で現在多岐にわたるジャンルでその才能を開花されている大石俊太郎氏に依頼。歌、ソプラノサックス、バリトンサックスの3声によるアレンジに仕上げていただきました。また映像はこれまでFOLKSさんや竹仲絵里さんはじめ数多くのアーティストのMV・映像作品を手掛けてこられたsprawl Inc. 代表北川陽稔氏。北海道に縁のある企業や団体の映像作品も数多く手掛けておられる実力派に委ねます。素晴らしい経歴と実績をお持ちのこのお二人のお力添えによって私の歌に魔法がかけられ、バッハ先生に及第点をいただけるような私らしい作品を創り上げたいと思います。

この度設定した予算40万円の半分は私が負担します。

この趣旨にご賛同いただける方、プロジェクトに加わりたい、という方がいらっしゃいましたらぜひご協力いただければ幸いです。



-撮影地について-

今年9月に道内での撮影が決定しています。

抜けるような空、澄み切った空気、一斉に芽吹き始める草花の息吹、東京育ちのサックスの大石さんも愉しみにされています!




-リターン詳細- 


完成したミュージックビデオのエンドロールにお名前をクレジットさせていただく他、今回録音する音源の限定CDをご応募いただいた方にのみご提供。その他にもライブへのご招待や、マニア向けにはsatokoオリジナル曲のスコアや未発表テイクのプレゼントなどさまざまなプランをご用意しております!



-楽曲について- 

 『ハルニレ』 ー satoko作詞


春楡から木陰に映る陽射し

影法師にそっと寄り添うように

拡がる空 若草色の息吹

ナナツボシテントウムシが歩む


忘れられた白い帽子を

薄紅に染める遠き日の落日

過ぎさりし日の幸せに思いは駆ける一瞬に

懐かしき日々よ写し絵にこの瞼に浮かぶ

泣き疲れ眠る夜は母の寝巻にくるまれた

記憶のどこかに住みついたままのにおい


赦すために

本当の姿を見つけに向かう旅人の行く先

北にそびえる山脈よ 帰り路をまつ谷川よ

高原の花よ 白樺よ 色褪せることなく

故郷の夢は永久に咲く

その聖旨に私の一部を捧げる祈りのように





-最後に- 

「この移り行く時代の多様さのなかで、次世代に大切なものをつないで行く試みは、人の心や思いによってのみ紡がれます」 北海道出身の世界的彫刻家安田侃さんの言葉です。

私のこの試みも多くの人々の心や思いが込められたユニークでほっとするような作品となることを望みます。完成した映像を見ながら皆さんがバッハの普遍的なメロディを自然と口ずさむような日が訪れることを夢見ます。




■ ヴォーカル&作詞: satoko



北海道北広島市出身。

5歳よりクラシック・ピアノを学び、学習院大学在学時に早稲田モダンジャズ研究会に所属しジャズ・ ヴォーカルとしての活動をスタート。

学生時代、ヨーロッパとり わけ北欧のジャズに傾倒し、1998 年スウェーデン、デンマークを訪れ、当時日本ではまだ広く認知されていなかったJacob Karlzon(p), Jeanette Linsdström(vo), Lina Nyberg(vo), 森泰人(b)らと交流。その影響から日本人としてのアイデンティティを盛り込んだオリジナルの作曲に取り組み始める。

その後関西に拠点を置き、数々のライブハウスで関西屈指のミュージシャンとの共演を重ねながらその実力を磨いてきた 。

2013年より、オフィスでの仕事を辞し音楽に専念。同年5月『第14回 神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンコンテスト』に出場し『NHK神戸放送局賞』を受賞。さらに8月、1stアルバムとなる『All The Pretty Little Horses』をリリース。無名ながらも、このアルバムは2013年JazzPage人気投票にてボーカルアルバム部門と女性シンガー部門の両方にノミネートされた。

2015年9月、2枚目となるアルバム『Oneness』を国内リリース 。

Billy Strayhorn, Thelonious Monk, Fred Herschなどユニークな選曲を好み、器楽手なその声の響きと独特な世界観を放つオリジナル曲には定評がある。

現在精力的に日本各地(関東、名古屋、札幌、関西など)でのライブ重ねながら、2015と2016年にはオランダ、ドイツ、スウェーデンに滞在し、Fay Claassen(vo), 坂田尚子(p)など、また現地でのライブを通じ、日本国外での活動の場を積極的に模索中。 


旅するシンガー

人呼んでノマド・シンガー


>>>オフィシャルウェブサイト




■ サックス&編曲: 大石俊太郎|Shuntaro Oishi 



サクソフォン奏者・作曲家・マルチリード奏者(フルート、クラリネット)・ディレクター

1986年秋田県生まれ神奈川県育ち。東京藝術大学卒業。

クラシック音楽や現代音楽、オーセンティックなジャズから即興など、ジャンルにとらわれない演奏活動を通して、サクソフォンの持つ幅広い音色やフィーリングのパレットを自由に引き出し、多くのライブ・コンサート、レコーディングでパフォーマンスを行う。

佐藤允彦、谷川俊太郎、谷川賢作、さがゆき、ピエール・バルーらの屈指のアーティストとの共演も多い。

作編曲家としての創作にも余念がなく、10秒に満たないジングルから劇伴、アーティストのストリングスやブラスアレンジなど、多くの制作においても音楽性を開花させている。

音楽の探究心から、2011年より10回にわたり主催したライブシリーズ『Alternative Infinity』では、自身のグループを率いて、独自路線を行く同世代の音楽家と共演を繰り返し、音楽性と交遊を一気に広げた。

また、2014年より横浜赤レンガ倉庫1号館音楽ディレクターを務め、倉庫空間を活用した音楽イベントの制作を行なう。

ソロプロジェクト《シネマトムジカ》では、ゴージャスなストリングスと共に倉庫空間におけるアコースティックな演奏のために映画音楽を独自解釈の上に大胆な編曲を施し、2015年3月に横浜赤レンガ倉庫1号館において行ったコンサートでは、各方面の話題を呼び好評を博した。

詩と音楽のコラボレーション集団「VOICE SPACE」即興演奏集団「The Alien Networks」などのユニットメンバー。

これまでにサクソフォンを大貫比佐志、冨岡和男、池上政人、大城正司の各氏、ジャズを多田誠司、宮本大路の両氏、室内楽をマルグリット・フランス女史、中村均一、大和田雅洋の両氏に師事。


>>>オフィシャルウェブサイト




■ 映像:北川陽稔|Akiyoshi Kitagawa



札幌生まれ。東京にて映像作家として活動し、短編映画の制作等を行う。作品はアンディ・ウォーホルやガス・ヴァン・サントを輩出したアメリカの映画祭 Ann-Arbor Film Festival において選考上映され、国内映画祭にて入賞。

近年は主に、ランドスケープや人物をモチーフに時の多層性を可視化する写真やビデオ作品を制作。

sprawl Inc. 代表として、ミュージックビデオやTVCM等の演出・撮影も手がけている。



<入選・受賞>

・42nd Ann-Arbor Film Festival (2004・入選)

・第 8 回調布映画祭 (2005・奨励賞受賞)

・キャノン写真新世紀 (2011・佳作受賞)

・第 8 回写真「1_WALL」(2013・入選)

・2013 KAWABA NEW NATURE PHOTO AWARD(2013・入賞)

・JRタワー アートボックス(2014・優秀賞)


◎主な個展・グループ展

・個展「Water Garden “UTONAI"」(2010・苫小牧イコロの森)

・個展「Unknown Northern City」(2010・ギャラリー品品法邑)

・個展「Two Sanctuaries」(2010・ギャラリー品品法邑)

・グループ展「写真新世紀 2011 東京展」(2011・東京都写真美術館)

・個展「annoski #01 tuie-pira」(2011・Gallery Cosmos)

・個展「北川陽稔展 annoski」(2012・Gallery Poetic Scape)

・グループ展「写真新世紀 仙台展 2012」(2012・せんだいメディアテーク)

・個展「annoski - installation version-」(2014・Plantation)

・個展「meltgram」(2014・JRタワー ART BOX)

・グループ展 札幌国際芸術祭2014チ・カ・ホ特別展示「センシング・ストリームズ」映像上映(2014)

・グループ展 札幌国際芸術祭2014連携企画「そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2014」(2014)

・個展 北海道文化財団アートスペース企画展 北川陽稔展「annoski」(2014・北海道文化財団アートスペース)

・「もうひとつの眺め(サイト) 北海道発:8人の写真と映像」(2015・北海道立近代美術館)

・個展「Okhotsk #01」(2016・GRANVISTA GALLERY SAPPORO)

・インスタレーション「sidhe」映像(2016・Vacant)


◎教育

・北海道教育大学非常勤講師(2016)


>>>Akiyoshi Kitagawa オフィシャルウェブサイト

>>>www.sprawl.Inc.co.jp





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