ジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)

活動報告

2019年11月28日

【応援コメント6・ナノモラル雨宮未來&梶原パセリ】

♪いつでもスマイルしててね、人骨喰ってる女はきれいじゃないから

すぐスマイルするべきだ、獣じゃないならね♪


「ワタナベベイビー」→検索

もしかしてワタナベイビー?(むかしのGoogleの機能)

「ワタナベイベー」→検索

もしかしてワタナベイビー?(むかしのGoogleの機能)

ベイビーさんすみません。大好きです。


「何を歌うか」ということと同じくらい「どんな顔で歌うか」ということを目から血が出るほど考えております。

仮にもパンクボーカル(仮)なのだから目をつぶって歌ってはいけないとか、

宇宙の向こう側を観て歌うだの、遅い曲ではお客さんの目をできる限り多く順番に見るだの、

格闘家のごとく「相手を見るともなく見る」だの

「『チェルノブイリ』をNHKで歌った時のヒロトを意識しよう」だの

「ファーストアルバムころの白シャツになる前の宮本浩次を意識しよう」だの

「今日はルースターズ脱退直前の挙動不審な大江慎也の泳いでいる目を模倣しよう」だのそんな些細な事を一日30時間考えてきました。


歌うことも作ることも苦しいので僕は

歌うときは笑わないほうがいいなと思っていました。

でもそれは水中の曲の内容や歌詞がこんなだから。

ニコニコへらへらして歌う歌じゃないですよね。水中。

「くだらないことを全力で歌う」というスタイルですものね。


ナノモラルの未來ちゃんは強烈な笑顔で歌う。

でもまったくスキがなく、目が離せない。かっこいい。

その笑顔は伝染し、伝播し、ファンのおじさんたちはライブ中ずっと笑顔。

クールな微笑を浮かべて歌う優れた女性シンガーは数多くいるけど、

こんなにも強烈な笑顔で歌い、かつ緊張感のあるライブができる人は数少ないのではないだろうか。

アイドルにもアニソンシンガーにも多い「怒り歌い」というのがある。

サマになっていないなーと感じたり、疲れたりすることが多い。メタル系のサウンドで歌っていることが多い。

「怒り歌い」これも曲の内容によるけどどちらかというと男性ロックボーカルのほうがサマになっている人が多いと思う。


笑顔で歌ってみたい気もしたけれど、俺はやっぱりいいや。

あとで映像で笑って歌っている自分を観るとなんだか嫌な気持ちになるし。

楽しいわけではないし。

苦しいけど歌うさだめだし。


休止期間を経て2004年に現メンバーで水中を再始動したときに、ジョニーの名付け親の大学の先輩に言われた。

「水中はジョニーにとって十字架なんだね」

さすが長く付き合いが続いている先輩です。

いろんな人がいろんな気持ちでそれぞれのバンドをやっていると思うけど、

ぼくにとってはバンドは背負うものなのだろう。


♪君の行く道は 果てしなく遠い だのになぜ 歯をくいしばり 君は行くのか そんなにしてまで

君のあの人は 今はもういない だのになぜ なにを探して 君は行くのか あてもないのに♪


父が若いころ運転中によく歌っていた曲「若者たち」の一節。

父は金沢で元気に手品と農業をやっております。


道なき道をゆくバンド水中、それは苦しいをよろしくお願いします!


パセリちゃんは男だということを忘れるくらい可愛く、アイドルイベントにいても全く違和感がない。

高い作曲能力と高い声。音と空間をつかむのがうまい。

だから未來ちゃんも安心して笑顔で歌えるのだろう。


また共演と、それからセッションもしてみたいです。









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