cOups.

活動報告

2019年08月27日

メンバーよりコメント(Sean, Joe)

Sean[Vo.]


「爆音, 轟音, 怒り, ムカつき」それがオルタナティブの、ロックバンドのすべてだと一年前の僕は信じて疑いませんでした。僕はもともと極度の人見知りだったのもあって、「サビで拳あげるのダサい」みたいなこと言って、常にステージでは下を向いてギターを弾き倒してました。


人生どこかのタイミングで人は大人にならなきゃいけない。僕の場合そのタイミングがたまたま半年前でした。色々な人と関わってその価値観に触れるうちに、いつまでも人見知りごっこを続けて孤独なふりをするのはもうやめようと思い始めました。


恐れずに人と繋がろう、もっとオープンに何かを発信しよう、純粋に音楽を、ライヴを楽しもう。偶然か必然か、そんな風に思うようになってから、僕の作る音楽にも大きな変化が訪れた気がします。


オーディエンスなくしてドキドキするようなライヴは生まれないし、リスナーなくして素晴らしい音楽が鳴り続けることはできません。


”BE THE ONE”というプロジェクトを始めようと決めたはこういった僕自身の心境の変化もあったからです。バンドと応援してくれるファンの皆さんとの間にある壁をこの際とっぱらって、一緒に音楽を作っていこうという試みです。

壁をとっぱらい人と真の意味でつながるということは、自分の内側をさらけ出すこと。それにはとてもエネルギーがいるし、怖いことです。

自分自信が成長するため、cOups.が大きくなるため、そしてファンの皆さんと一緒に進んでいくために、僕はこの道を選びました。ぜひ付いてきてください。一緒にすごいことやりましょう。




JOE[Gt.]



見てくれの通り僕は髪がもしかしたら人より長いです。ギターを手にしてから心を揺さぶる音楽はいつもどこか退廃的で土臭く愛だの何だのありふれたことを語らずに正直に言葉を吐く奇人ばかり。そんな人に憧れて日々大衆を避けては毎日家でギターを弾く毎日でした。


そんな中cOups.という4人組のバンドを渋谷で目撃しました。本当に震えました。可愛いルックスとは裏腹にずっしりと重く心臓に響くドラム。ルートを主としながらも気持ちよく所々で外してくるベース。他人事とは思えない泥臭く叫ぶギター。そして何より綺麗な発音で曇りのない綺麗な声で歌うボーカル。は?日本人じゃない。何だこのチートみたいなバンド。本当に同世代なのか。こんなバンドにロン毛のギタリストがいたらもう無敵なんだろうなぁ。そんな馬鹿げたことを考えながらニヤニヤしてライブを見た後、メンバーから正規のギタリストを探してると言われ「是非スタジオに入りたいです」と食い気味に懇願したのが始まりでした。


そして半年間cOups.のメンバーとして色濃くも様々な経験を経てたくさんの変化がありました。閉鎖的な自分から見違えるほど人が好きになりました。胸を張って大好きと言えるバンドマンや友達、ライブハウスが数え切れないほど増えました。


そして何より自分が考える音楽観も変わりました。吐き出す音全てを内側に落とし込むのでは無く、外側へと発信していきたい。決して大袈裟ではなくフロアとステージ本来別物であるものがアーティストとリスナーが手を繋いで1つの垣根をぶっ飛ばせたら。そんなライブをいつしか志すようになりました。今回のプロジェクト"BE THE ONE"はまさにそういうことなんです。


cOups.は何ものでもなくファンの皆さん全員と戦っていく道を選びました。手を繋いで小さな母体から大きな1つのチームへ。いずれ僕達は世界で戦います。そのためにも皆さんの力が必要です。来年1月25日初のワンマンライブは決して僕達4人で迎えるわけではありません。cOups.のリスナー、ファン全員で迎えるんです。熱気溢れるO-nestのフロアで皆々が好き勝手に暴れ叫び手を挙げる目にしながらギターを弾き倒す。そんな体験ができるのかと沸々と燃え滾る毎日です。もう一度言います。僕達とリスナー・ファン全員で戦うんです。1人1人の力が本当に必要です。1つになろう。手を繋ごう。一緒に最高のワンマンライブにしよう。どこまでもどこまでも大きくなるぞ。ついてきてね。

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