弱虫倶楽部

活動報告

2019年12月22日

進展

いい音、いいレコーディングといっても明確な定義があるものでもなく、人によってそれぞれの考え方があるものだと思います。

今年の夏の終わり頃、今の僕にとってのいい音、いいレコーディングの為にはどうしたらいいのだろうと考えていました。

そんな時に友人から一人のエンジニアの方を紹介して頂きました。

ミュージシャンの方ですが、エンジニアとしても人気がある方で忙しく、連絡をとってからなかなか会う事が出来ませんでしたが今回時間をとって頂き、ようやく会う事が出来ました。

その方のプライベートスタジオは秘密基地みたいなところでした。

漫画や映画に出てくる天才ハッカーとかがいるような薄暗い部屋で、沢山の機材やパソコン画面に囲まれて、両手で別々のパソコンを操作していそうな。

僕の知らない、より深い音の世界の事を沢山話して教えてくれました。

例えば科学や数学のマニアックな授業みたいな、僕には難しい話もあったけれど、すごく楽しくて、聞いていてとても幸せな気持ちになりました。

静かなのに興奮があって、論理的なのに夢いっぱいで情熱的で、ロマンチックだなと思いました。

軽自動車を後ろから見た時と同じくらいのサイズかな、、片方がそれくらいありそうなスピーカーが左右に1つづつあって(他に似たような形のもの何かあるかなって考えているんだけどなかなか思い浮かばない、でも何処のライブハウスで見たやつよりも大きい)それで音を聴かせて頂きました。

ちょうど今ミックス中だという音を聴かせてもらいましたが、あまりにも気持ちのいい音に感動して、目に涙が滲みました。

良い音でそこまで感動するなんて正直そんな体験は初めての事でした。

音の事ややりたい事など色々と相談に乗って頂き、レコーディングの後半に録る予定の曲を録って頂ける事になりました。

来年から始まるレコーディングがさらにすごく楽しみになりました。

安島裕輔



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