THE THEATERS

活動報告

2020年05月25日

【シアターズ交換日記】#29 新世界

コロナウイルスの被害も少なくなってきたと報道されていますが、本当にそうなのでしょうか?
爆発的感染拡大が怖くて恐怖に震えています。
一刻も早く、平穏が戻ってきてほしいのはやまやまですが...

どうも、村田新世界です。

今回は自分のオススメの映画を紹介するということで悩みに悩んだ挙句、誰もが知っているであろうあの名作を紹介します


ターミネーター2 

たしか小学4年生の時に金曜ロードショーで見て興奮して夜中の2時頃まで眠れなくなってしまいました。

あらすじは(僕なりの説明)
そんなに遠くない未来で人類は人工知能の開発に成功。
開発後、人工知能は自我に目覚めた(たぶん人間でいうところの第一次反抗期のイヤイヤ期)
人工知能は人類を脅威とみなし攻撃、人工知能による核ミサイルの発射で世界の人口は激減。
生き残った人類は抵抗軍となり人工知能対人類の戦争が始まり、人類は勝利目前。
コンピュータをいじって戦うとかじゃなくて人工知能は戦闘用ロボットを作っているのでガッツリ地上戦、空中戦。
↑これが映画の中のそんなに遠くない未来の話。
(ここはスピンオフ作品ターミネーター4で描かれてます)

で、映画自体は
そのそんなに遠くない未来の世界からタイムマシンで1994年のアメリカロサンゼルスに殺人マシーン(ターミネーター)が送り込まれてくる。
ターミネーターの目的は未来で人類を勝利目前に導く指導者、ジョンコナーの幼少期を狙って殺害してしまえば、未来にジョンコナーの存在はなく、人工知能は人類に勝てるのではないか?と考えたのである。

1994年のロサンゼルスで起こる、未来からやってきた殺人マシーンに追われる主人公ジョンコナーの逃亡劇。

追いかけてくる殺人マシーンも恐怖の連続なのだけど、当時の僕が恐れたのは
・人工知能の開発
・ターミネーターの誕生の理由(設定)
・軍事用人工知能(スカイネット)が引き起こす核攻撃

どれもあまりにリアルすぎた。
現に人工知能は開発されたし、ターミネーター(戦闘用ロボット)も開発された。
核攻撃はいつでもスイッチが押されたら始められるように準備は整ってしまっている。
スカイネットに似た軍事用人工知能の開発もそう遠くはないだろう。

僕はかなりの現実主義者なのであまりに空想じみた話は好きじゃないのだけど、これは違った。

リアリティの塊だと思った。

そして、撮影方法や設定もさすが巨匠ジェームズキャメロンといったところだ。

人間の体を擬態できるターミネーターの撮影シーンはCGではなく双子のキャストを起用

ターミネーターの肉片が飛び散るシーンはよくできた人形を歩行させて破裂させている。

設定面でもターミネーターが現代の世界でロボットの姿で攻撃してこない理由として、タイムマシンは生命体で無ければ時空間移動ができないという設定。人工知能は機械の骨格を生きた細胞で作った皮膚で覆い、限りなく生命体に近いロボットを作り出してタイムトラベルを成功させた。
これによって1991年公開当時のCG技術では不可能だったロボットと人間の戦いのリアリティが守られた。

前作、ターミネーターから10年後の世界。

ターミネーター2から見てしまって全シリーズを観た僕からすると

ターミネーター→ターミネーター2 →ターミネーター4(スピンオフとして考える)っていう流れで一回頭すっからかんにして見たい。
そしてシリーズたくさんありますが、完結でいいと思います。本当に(笑)

ターミネーターシリーズは2で終わったんです。はい!(笑)

製作陣の意思を受け取らないスタイルですがターミネーター2 の後の世界は自分たちで想像(創造)してくださいっていうのがジェームズキャメロン監督からのメッセージだったんじゃないかなと思います。

ターミネーター2 オススメです!
まだ、ターミネーターシリーズを見たことないという人は必ずターミネーター1から見るように!

1を見た後の2の衝撃はとんでもないこと間違いなしでしょう。

最後におまけで好きな映画のセリフ
「12歳の時のような友達はもう2度とできない。もう2度と...」スタンドバイミー


本日の一曲

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