mirai base
活動報告
2021年05月17日
15GERM
自分で曲を書きはじめたのは高校2年の頃。自分が本当に聴きたい音楽が世界になかったのがきっかけだと思う。
口で説明の出来ない、頭の中で鳴っている音楽をみんなと共有したいというのが心の芯にあるんだと思う。
バンドを始めた。最初は上手く書けなかった。でも自分の音楽でファンが熱狂するのは言葉では言えない感動だった。音楽はどこまでも奥深くのめり込んでいった。
レーベルに所属する話もたくさん来た。同期の連中もプロになっていった。でも誰も裕福に暮らせなくて、現実と向き合わなくてはと音楽を辞めた。
音楽をしない日々。生活はそれなりに裕福になった。
でも死んでいるようだった。
「自分が本当に聴きたい音楽」
これが頭の中でずっと流れている。たくさんの音楽。
これを他人と分かちあわず、世界に生み出さずに命を終えるのが耐えられなかった。
音楽を作らずに死ねるか。もう人並みの生活など送るよりも、音楽を作って死にたいと思った。
そんな時に俺の娘をアイドルにして曲を書いてくれとアーティストの大先輩に頼まれた。何か変わるような気がして手探りではじめた。
調子よく進んだ最初のグループも、大きな挫折をした。立ち直れない程の傷も負った。でも、最初のグループがなくなっても「宇賀神の曲をやりたい」「お前の曲が聴きたい」という声をたくさんもらった。
どうせ音楽に人生をかけているのだ、もう何があろうと音楽をやってやる。そんな思いで音楽を続けた。曲を書き続けた。
その後だって何度も挫折した。もうそんな事で立ち止まる気もなかった。
それでも、15GERMは最後のグループにしようと考えたりしていた。
蛍陽レイと秋空李佳に出会った。
15GERMは最初6人以上のメンバーが準備していたのだが、準備の最中にも次々と辞め二人だけが残った。
この二人が続ける限り、15GERMは続けてやろうと思っていた。
俺の曲を好きだと言ってくれる二人に、同じ温度を以っていた音葉らてが加わってくれた。
続いて愛妹みい、花枝夜空が加わってくれた。元々同じグループのこの二人も別々に応募してきてくれた。
5人の15GERM
これは多分神様がくれた奇跡なんだと思っている。青くさい言い方だけど多分そうだ。
こんなにも曲とグループを愛してくれる5人に出会ったことはきっと奇跡だろう。
正直、クラウドファンディングはただの資金集めになってしまうことが多くて気が進まなかった。でももし、自分たちだけの力では難しい「今ある曲を全て映像化したらどんなに面白いだろう」という考えが頭に浮かんだ。これは自分たちだけでは実現出来ない。みんなに力を借りてみよう。そんな気持ちで挑戦することにした。
長くなり、言いたいこともまとまらないけれど、一曲でも多くの曲を映像化したい。
でもくだらないリターンや高額なプランでお金を集めたくない。
今自分に出来る事は、曲を書くことだけだ。そんな気持ちで1番高額なプランは曲を書くことにした。
俺は15GERMのファンだ。
俺が曲を残したい気持ちではじめた15GERM。でも今はメンバーとファンの熱い気持ちに勇気をもらって進んでいける。
だから、必ずこの企画を達成します。
そしてみんなと笑顔でライブを音楽を楽しめる世界に辿り着くと思ってます。
みんな力を貸してください。
長文読んでくれてありがとう。
DJGAS(宇賀神新)