Jin 佐伯仁志

活動報告

2021年06月08日

★曲作りの苦悩とこだわり


昨日は、InstagramでのゲリラLIVEをやりました。

https://www.instagram.com/tv/CPz5Hl2nuWS/?utm_source=ig_web_copy_link


リンク出来てるかな、、



アルバムに収録する予定の曲を何曲か歌いました。



こう、仕事柄、自分で自分が歌っている姿や曲をチェックする場面が多いのですが


昨日もスタジオまでの道のりを、自分のここまでのラフ録音を客観的に聴きながら歩きました。


歌いながら、弾きながら曲を修正していくのと違って、ただiPhoneで聞くわけですが、そうすると「あ、ここはこうしよう」的なものが浮かぶので、歩みを止めてメモして少しずつ変えていくわけです。


それは、メロディも歌詞も。


歌詞って、言葉という記号の羅列なわけで、

曲って、音符という記号の羅列なわけで、


それが単純であればあるほど「ピッタリくるかどうか」がとても大事で、それを「符割り(ふわり)」と言うのですが、


この曲、歌詞、符割りは、レコーディング直前まで、レコーディングの途中でも変えていきます。もう、それこそ「腑(ふ)」に落ちるまで。


で、ここまでの道のりも、そんなことの連続です。

ただ、困ったことに、そうやって小さく小さく直していくのですが、最後まで腑に落ちないことも正直あって、そうなるとアルバムに収録しても納得いかないものがあったり(笑)


今回のアルバムには、前回のアルバムでそういう理由で最後の最後にアルバムから外した曲が、納得のいく形となって入ってるものがあります。


音楽専業にすると決めた去年からは、今まで以上に妥協せずこの修正作業をとことんまで突き詰めています。


で、修正して修正して修正していくと、原型から変わっていくわけで、それが歌っている時に「ふと」浮かんできて歌詞を間違えることもあります。「最初の歌詞」って、やっぱり「直感とともに生まれてきた」ものなので、焼き付いてるんですね。だから、そういうときは、おかしかろうが、日本語として成立していなくても採用することもあります。


あと、結局はその曲の「ベース」が納得いってないと、いくら修正しても修正しても納得はいかない時があります。これは曲に限らずデザインやシステムや色々そうで、今回のTシャツのデザインも四苦八苦試行錯誤した結果、いちど白紙に戻してみたらとても納得のいくものが突然生まれたり。


でもこの「白紙撤回」って、いままで時間もお金も労力もかけたぶん、なかなかの精神的ダメージがありました。




さて、今回のアルバムはそうやってこだわってこだわって作ってるので、ぜひ楽しみにしててください。今月末から収録スタートです。



この世界的アーティストも、そんなことしてる、のかな。









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