路地裏ジャンキーズ

活動報告

2021年10月03日

【お待たせしました】MV撮影の裏側ドキュメンタリー公開!!


【路地裏渋谷ビジョンジャック】MV撮影の裏側!!【マジカルロリポップコラボ未公開シーン】


編集:路地裏ユウダイ


▶︎明日10月4日より渋谷大型ビジョンにて

MV CM先行公開!!

▶︎MV本編のYouTube公開は明後日10月5日から!! 

要check!!

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(Vo.路地裏ユウダイ)

MV撮影してきました🎥

その裏側ドキュメンタリー

10分越えの長尺動画にまとめたので是非ご覧下さい🥀



めちゃくちゃ大変でした。

ぶっちゃけYouTuberだのって

俺も元々は軽いイメージを持ってた

タチなんですよね。

尖ったパンクスなもんで。


でも、

見てるうちに個人で作り上げるコンテンツとして

凝り方尋常じゃないなって思ったし、

今回じゃあいざ自分でやるってなってみたら
もうクソほど大変で。
MVとかも編集してるしいけるだろ、
とか思ったら大間違いっていう。
企画,調整,撮影時の流れ作りと編集での流れ作り…
知識を詰め込まないといけないことがダボ山積み。

でも逆に言えば、昔のバンドマンが
物販,ステッカー,ビラ配り,デモテープとか
なんとか手を探して売り込もうってしてたのが、
この『クソめんどい作業』さえ覚えて熟せば
スムーズにやれるんじゃないかと。
そんな新しいバンドの形という活路もフッと見えました。

昔の人は昔の人で、

ある手使いまくって知恵絞ったんじゃないかな。

だとしたら多分、

「俺らはPUNKだからネットとかはヨ」

って言うのはちょっと形が変わっちゃってるのかもな

という気がしてます。


PUNKというのは元々、
破天荒になんでも吸収。
なんでもやっちまって自分を表現。
それがまだ世にない価値観でも構わない。
といった生まれだったと思うんだよね。

だったら、昔のスターの真似をするよりも
ある手を全て使い潰して自分の価値観を大きく発信する、みたいなものが大元のPUNKな気がします。
いや、ただ俺はそう思うって話ですね。

そこに善悪や錦の御旗は掲げたくねえしクソ喰らえ、とも思うので、

みんなそれぞれで好き勝手言ってぶつけ合えばいいんじゃないかな。

それもまたPUNK。


ただ、ひとつ
自分勝手に思ってることがあります。

PUNKは昔、

ピストルズとかみたいにガーッとやった奴らが広めて、

それをクラッシュとかが哲学や枠組みを

明言できる形にしたって感じあるじゃないですか。

ジョーストラマーも

「ピストルズの凶暴性、爆発力を見た時に思ったね、こいつらは革命の先駆者になるにふさわしいタマだ。

だからこの革命後、しっかりした本質を人々に与える役割を自分たちがやらなきゃならない、と思った。」

と語ったと言います。
そしてそのピストルズの中で見ても、

ボーカルのジョニーロットンは

近年コメンテーターを務めるほどに聡明だと言う。

日本語PUNKシーンを見ても、

昭和のパンクス達はかつての文豪のような一面を持っていて、

バーンとトチ狂いながらも細部を緻密に練るような人が多かった印象があります。


俺が思うに、
我武者羅にも頭を使ったこの働きが
「PUNK」というテーマパークを作り上げていたのではないかと。

そして、そのテーマパークを客として訪れていた若者たちが次の世代を担う番になった。


某夢の国に置き換えて考えてみましょう。
“夢の国の住人” つまり運営は、自分たちの表現したいメッセージと世界観を構築する。

そして加えて、それを訪れた人たちに

適切に投げるという働きが必要になる。

そうして初めて、

訪れた人はこのカルチャーに触れることができる。


某夢の国のアトラクションのひとつにも、
「いつでも心のコンパスに従うのだ」
みたいなナレーションの入るものがあります。

ではもし、

「心のコンパスに従う」という

“型だけ”を覚えた『客』が、

運営にまわる代になったら?


たぶん、管理する人が居なくなり、
テーマパークは破綻するでしょう。

では、これをPUNKに置き換えてみます。

もし、破壊的でムチャクチャ、
「やりたいことをやる」という

“キャラクターだけ”を覚えた『リスナー』が

PUNKSになる番になったら?


パンクロックは『管理する人』が居なくなり、

廃れてしまうのではないでしょうか。


某ネズミをやりたいのなら、

ただハハッと言って遊んで過ごしていればいいのではない。

某ネズミの中の人は、人としてめんどくせえことを考え続けているはずだと。


それが「発信者」にまわるということだと思う。

たぶん、俺たち令和のパンクスに今求められてることはこれじゃないですかね。

ピストルズ、クラッシュ、ブルーハーツ。
クソほど夢見させてもらって、クソほどいろいろ教わりました。

俺たちは今、パンクスを名乗るのであれば、

『昔のPUNKのお客さん』でいるだけじゃいけない気がする。

今の世の中のシーンに声の大きさ合戦で勝っていく術を、無い頭絞り潰して考えて、

俺たちがやってるPUNKってのはどういうものなのか、その核たるニュアンスを上手く表現してやる必要がある。


でないと、そこには発信塔だったものだけが残り、

先人達が投げていたような

“根本”は無くなってしまうのではないでしょうか。


俺は、PUNKの大スターたちは
「俺のやり方の真似をしろ」
とは言っていないように思います。
やれ「これはパンクスの仕事じゃない」
やれ「これはPUNKっぽくない」
ではないと。

彼らがそうしたように、
俺たちもこの令和にある凡ゆることを吸収し、
自分の頭で考え上げて、『自分の形』を
『自分のやり方で発信する』ことこそが、
PUNKというものなのではないでしょうか。


パンクロックの根底、
俺たちが憧れたパンクスター達が訴えてきた
一番根本となるPUNK を生かすためなら、

纏わり付けてきた
形式的なパンクロックの伝統は、
今こそここで死ぬべきである。

俺はそう思っています。


長くなりましたが、ここまで読んでくれた
俺はパンクスではないんよってマイメン達、
なんのこっちゃと慌てふためかないで下さい。
PUNKってテーマパークの一演目、『』です。

よくわからんけどアツくておもろいやんけ〜

くらいに楽しんでくれればマジでだいたいOKです。

要するに俺たちは、みんなに楽しんでもらえて、

そのPUNKとはなんぞやみたいな根本を知ってもらうために頑張ります。

PUNK、最高なんで楽しんでください。

難しい能書きはとっぱらって、要は
「使えるもんなんでも取り入れて遊び尽くしたほうがPUNKやろがい」
みたいな具合でもだいたい合ってますしね。
パンクス、おもろいことやりますよ。

ついでに脱線するんですけど なんかあの、
駄菓子売るときに紙芝居やって客集める、
みたいなのありますよね。

俺は「PUNKの為ならピエロもやってやりましょう」

っていう意気込みのほかに、単純にその

『紙芝居』をやるのも好きなんですよね。
“客集め”って面じゃなく
“エンタメ”って意味で。

その『紙芝居』って“エンタメ”の題材を自身に置き換えたものが、

令和で言う『YouTube動画』ってところなんじゃないでしょうかね。

ついでにその“客集め”とか発信力を持つために~、

みたいなニュアンスの要素が令和でいう『インフルエンス』だったりね。


まあ、

要は俺はそのどちらも好きでやりたいことなので、

引っくるめて『路地裏ユウダイ』っていう

総合エンタメとしても楽しんでもらえたら幸いです。



お付き合い頂きありがとうございました。

なんかいきなりよくわからんデジタルなことし出して
YouTubeでワチャワチャし出した感じある
【#路地裏渋谷ビジョンジャック】という企画が
じゃあ実際どういう意図であったのか、
ちょっとでも伝わったならもう最高。


では、次は

MV本編

ビジョン放映のドキュメンタリー

をお楽しみに✔️


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