たゆたう実行委員会

活動報告

2023年06月01日

【岩崎】たゆたうへの思い



こんばんは!

たゆたう運営チームの岩﨑です。


このイベントを開催しようと考え思いついたのが、

2021年の10月にたゆたうのチーム内のたにぐちから「野外で身内だけで軽いキャンプやりながら演奏するみたいな場所ないですかね?」ということを話したことが事の始まりでした。

ちょうど、私自身も普段の音楽との関わりとは違う角度でこれまでにやったことのないことをやりたいというのはあったので、いい機会だと思っておりました。そこから私の友人が小さなキャンプ場を運営していることもあり、そのキャンプ場は少し狭いな〜と思っていた時にその友人がOKUTAMA+を紹介してくれたことが事の始まりでした。

同時に、イベントをやるにあたって、フェスが好きで常にお客さんとしていい視点を持っている、tkpをどうしても誘いたかったのです。何かいつもと違う場所でイベントをやるというところで楽しめそうだと感じていたので、誘い3人での運営がスタートしました。

昨年1年はワクワクもヒヤヒヤもしながら、開催し、開催できて本当によかったし、来てくださった方々も「家族連れの方」「フェス好きの方」「音楽好きの方」「奥多摩在住の方」など様々な方がご来場し、それぞれに楽しい時間を過ごしてもらえて、満面な笑みを浮かべていたのは、今でも忘れられない光景です。

昨年はたゆたうが終わったと同時に来年もやろうという決意を3人で話したことから、今に至っています。

前置きはここまでにして、普段、私イワサキがたゆたうに置いて行っているというより役割として、ブッキングや人と人を繋ぐことを行っているのですが、そのことについて話したいと思います。

私はたゆたうのスタッフにおいて橋渡し役なので、
主にアーティストの連絡などは、私がとっております。
せっかくイベントをやるなら元々繋がりのあるアーティストでかつ自分達にしかできない、形を作りたいというのが根底にあります。

昨年でいうとAnalogfish,SISTER JETなんかは関係性があった中で声をかけました。

Analogfishはバンド自体は昔から見ていましたし、
距離が少し縮まったのは一昨年くらいに「シンボパン」に行ったことがきっかけで話すようになりました。
たゆたうの「自由気まま」という雰囲気と自分自身が好きというだけではなく、「心に残る音楽」を
雰囲気とマッチさせられるようなアーティストを呼びたいと考えて声をかけています。

KUDANZは、個人的に10年前に見たライブで当時は今と音楽性は違いましたが、ボーカルの佐々木玄さんの存在感に圧倒され、私の人生でみた衝撃的なライブのひとつです。その衝撃から、自分が何か特別なことをするときは声をかけたいというのがありました。
今年もそうですが、活動歴が長いアーティストが中心にいるのはそれだけ、日常に溶け込む音でフェスとは違う1日を創らないと意味がないと考えているからです。

昨年はあいにくKUDANZは直前で出演ができませんでしたが、佐々木さんとのリベンジを約束し、無事に果たすことができそうなので、嬉しい限りです。

Analogfishに関して、昨年も呼んでいますが、もう一度見たいという思いがあったので、声をかけさせていただきました。この背景からこの2つのアーティストは無条件に決まりました。

次に昨年とは違い「もっとゆったりと1日を楽しんでもらいたい」というのがスタッフ内で事前に共有されていたのでAnalofish,KUDANZに適応できるアーティストを考えていたところ、ふと、sleepy.abのことを思い出しました。
sleepy.abの成山さんとは、知り合ってからは10年近いのですが、あの人柄だからこそ生まれる透明感があって、真実しか存在しない音楽をたゆたうの空間で聞けたら「気持ちいいだろうなぁ〜」と感じたので声をかけました。もちろん「たゆたう」のことは知るよしもないだろうと思い、今年の2月に久しぶりに連絡をしてみたところ成山さんは、「あのKUDANZなどが出演していたイベントでしょ?」という返答をいただきそこから話が進んでいきました。
「たゆたう」のことを知っていたので、これも何かの縁だと感じましたし、とても嬉しかった。

自然と音楽の融合が織りなす特別な時間は、
安心感にも繋がるので、その安心感を得られるアーティストとしてこの3組は私の中でまとまりました。

実際に、ここで書いたように安心感があり、良質な人や物を提供することを約束いたします。

このあともアーティストはもちろん出店なども発表されていくと思いますので、楽しみにしていただけますと幸いです。



Analogfish

1999年結成(2004年メジャーデビュー)これまで10枚のアルバムをリリース。

下岡晃 (G,Vo. 1978年生れ) の透徹したクールネスと高らかに歌い上げる佐々木健太郎 (B, Vo. 1979年早生れ)のエモーション。

鮮やかなコントラストを成す2人の作風が同居するスリーピースのオルタナティブロックバンド。

斉藤州一郎 (Dr, Cho. 1978年生れ)を扇の要に据えて贅肉を削ぎ落としたタイトなバンドアンサンブルは鉄壁で軽妙なハーモニーセンスも魅力。


KUDANZ

岩手県出身のササキゲン (vocals/guitars)によるソロプロジェクト。

フォークミュージックをベースに置き、エレキギター/ガットギターでの弾き語りや、バンド編成など、多様な形態で活動中。

2022年2月、共同製作者に菅原達哉(EG)、伊藤克広、斎藤駿介(kokyu)、次松大助(the miceteeth)、井上英司を迎え、セッションに三年の歳月をかけた、フルアルバム「あわい」をリリース。



sleepy.ab


札幌在住の3ピース・バンド。

1998年専門学校の同級生で卒業を期にsleepy.abを結成。

眠る前に聴く音。ゆっくり気持ちよく眠れる音楽を作るというのをコンセプトに音楽を作り始める。結成21周年。

2020.1.29 7年ぶり8枚目のアルバムニューアルバム 『fractal』を発売予定。

接尾語の"ab"が示す通りabstract=抽象的で曖昧な世界 がトラック、リリックに浮遊している。シンプルに美しいメロディ、声、内に向かったリリック、空間を飛び交うサウンド・スケープが3人の"absolute" な音世界をすでに確立している。


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