North Pandemic Groove

活動報告

2016年04月24日

昔話

でもしましょうか。


私たちの事を知ってもらうという意味でも、メンバーとの出会いを”お耳の恋人”こと山田丈造が書かせていただきます。
付き合いの古い順に。

case1 黒田泰平
出会いは6年前、18歳の春に遡ります。
私は非常にフワフワしていた時期で、音楽仲間が欲しく某大学のジャズ研究会に顔を出しました。新入生歓迎会でオレンジ色の頭をした長身の男が1年生の女の子に声をかけまくっていたのをよく覚えています。
彼のドラミングは驚異的でした。
長い手足から繰り出されるアヴァンギャルドなフレーズ。なのにビートは一切ブレない。
こんなドラマーを聴いたのは初めてでした。
彼と仲良くなったきっかけは学校祭。
友達もおらず1人で途方に暮れていた私にひと言、「タケゾー、ナンパしに行こうぜ」
それから僕らが週3,4回のペースで会う中になるのには時間はかかりませんでした。
今も定期的にやっている”4th Dimension Boys”というバンドの前身である”the 空間系男子”を立ち上げたのもこの頃でした。
それから”EROctric FunkizatioN”や”カラスは真っ白”等でずっと一緒に音楽を続けてこれています。

case2 工藤拓人
彼との出会いも6年前。某大学のジャズ研究会の先輩であった彼と初めて一緒にやったのはJ・コルトレーンの名曲”Mr.P.C.”
明らかに彼のプレイは周りとは違っていました。しなる指で独創的なアウトフレーズを紡いでいく彼。私は彼の音の虜になりました。
ところが仲良くなるのには少し時間がかかりました。出会った頃彼は某コンテストで優勝し、伝説のアルバム”Boot Disk”をリリースした直後。プロより忙しいセミプロとして活動していた彼に声をかける隙はありませんでした。
しばらくして大学を卒業しプロとして活動を始めた彼を、私はすぐ”the 空間系男子”に誘いました。彼の殻の中に無理矢理入り込み、気づけばしょっちゅう一緒にやる仲に。
クールなキャラで通していた彼が、Twitterにおもしろ動画をあげられたり、年下からタメ口でいじられたりするようになったのは、また別のお話。

case3 越智俊介
すごい黒い人だなぁと思いました。

case4 門馬由哉
実はもんちゃんと出会ったのは札幌シティジャズのコンテストの少し前のこと。
North Pandemic Grooveはこのコンテストに出るために結成されたバンドで、お互いに相手のことをよく知らないままリハーサルやライブを繰り返していました。
彼がやっと心を許してくれたのは札幌シティジャズのコンテスト当日。
朝から行われる会場でのサウンドチェック時、前日に許容量を遥かに超えるアルコールを摂取していた私はトイレに篭っていて、午前中は使い物になりませんでした。
そんな私に彼がひと言「丈造ってそういう人なんだ」
酔っては彼に絡みまくる私にも優しく接してくれる優しいリーダー。
”三本の矢より由哉”の異名は伊達ではありません。


如何でしたでしょうか。
こんな魅力的なメンバーが奏でる、North Pandemic Grooveの新しいアルバム。
皆さんに早く聴いていただきたいです。
HPから試聴もできますので、ぜひクラウドファンディングもよろしくお願いします!

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