小林未郁

活動報告

2017年10月22日

嬉しいご報告と、ちょっと前のびっくりな話。

達成まで遂にあと7%、昨年の倍額にも関わらず多くの方にご支援頂き本当に嬉しい限りです。

ツイッターでは少し予告しましたが、今回のクラウドファンディングを始めてからちょっと大きな波がありましたので、それを書き記しておきたいと思います。


撮影許可を取るまでの経緯は本文に書いておりますので割愛するとして…

現地友人よりDuomoに予約をしたと報告があり撮影スケジュールが送られて来ましたので、兼ねてより計画していたクラウドファンディングを始めよう!と思い、

今年もこの企画をスタートさせました。


が、しかし。

クラウドファンディングが始まって数日後、友人から「許可を出してくれる担当が変わり状況は変化した」と連絡があり。


出た出た出たーーー!出ました!

もはや私の得意分野。笑笑笑

私の音楽人生で何度このような知らせを聞いたことか。


どうやら前の担当はこのような撮影に前向きな人物だったらしいのですが、新しい担当は非常に頭が固く宗教的か文化的なものにしか許可を出さないタイプなのだ、と。

更に国民性なのか何なのか、なかなか連絡が取れないという始末でして。

この時点で皆様からのご支援は50%くらいに達していたのではないかと思います。。もう昨年の目標額くらい。。。。

私としては何だか皆様に申し訳なく、無駄にご心配をおかけする訳にもいかないですし、かと言ってDuomoの外観を映して「ほら映ってんじゃん」てのも性分ではないし、自信を持ってご支援ください、と言えなくなってしまったのです。

幸いレーベルスタッフがおりますので、とにかくスタッフに告知を頑張ってもらうことにして、私は撮影許可を取るべく尽力することに致しました。


感覚としては、どこぞの訳の分からないアーティストがただ物珍しさでDuomoを使いたい、と思われているのではないかとも感じましたし、

確かにいわゆる売れてる人が金だけは払うから使わせろ!みたいな状況もきっとあるのだろうなと思い、それとは一線を画すものだと伝えなければいけないし、

とにかく、ここ8年フィレンツェに通って現地で活動していること、国内バージョンはさざえ堂で撮影したことにより会津若松の歴史に興味を持ってもらえたり実際に訪れる方が増え、東京を地方を繋ぐ役割を少しばかり担えたのではないかと思うので、それを今度はしっかりと通った土地でしかもこの場所からインスパイアされて生まれた楽曲のMVを撮影することにより単なるエンタメではない意味合いが生まれること、

また、日本で生きて来た私と、イタリアで生きて来た撮影チームがコラボレーションすることで、互いの文化を分かり合い芸術作品に昇華させること、など、

そんな方向性で話してみてもらえないか、ということを伝えたり。

私が現地で担当者と話せないことにヤキモキし、あまりにも無理なようなら手紙を書こうか、とも思いました。この8年分の思いや何故ここで撮影したいと思ったかということを!


現地の友人である撮影チームも私の思いを言語の壁を超えて汲んでくれていたので、

「担当者と連絡が取れない!」「月曜に連絡する約束をしたのに休みだった、信じられない!」とたくさん連絡をくれました。

なので、「不義理をしたからちゃんとやってもらいましょう。不義理って言葉を調べてみて!」など、日本の精神もちゃんと伝えました。笑


そこから何日経ったでしょうか、気が気ではない日々の中、中華圏ツアーを終え帰国後の広島〜山口ライブも終え、

先週ようやく「正式に許可がおりました」との報告が。

頭の固い担当者が一人で決断をしてくれたようです。なので、日本からのお土産たくさんあげてね、と。

こんなにいらん!ってくらい持ってくわ!!!!!覚悟しとけ!!!!(何故か強気。)


こうなったら日本のことを好きになってもらいたいし、私のことも好きになってもらいたいです。

私も現地の理解をもっともっと深め、きちんと交流したい。


ああ、、かなり長くなってしまいましたが、こんな波が来ておりました。

達成するまでにちゃんと許可が下りて本当に良かったです。



そして嬉しいご報告というのは。

撮影場所がもう一つ増えました!スティッベルト美術館です。

http://www.museostibbert.it/ja

主に鎧が展示されているそうなのですが、撮影チームから送られて来るロケハンの写真ではピアノもあるみたいで…すんっごく楽しみです★


あとね、ロケハンもそうだしこんな風に撮りたいという内容が、、ちゃんと私の歌詞の世界を理解している内容で、

資料を読んだ時にその理解度の深さに感動して涙ぐんでしまい、つい「歌詞を理解してくれたの!?」とメールしてしまいました。

彼らはちゃんと日本語の先生に歌詞の内容を聞いてディスカッションしてくれたらしく、それもとても嬉しかったです。


撮影時はまたたくさんトラブルも起きそうですが、、笑

今から楽しみでなりません。

皆様も完成を是非お楽しみに、そして是非クレジットに名前を入れてください!!


そんなこんなであと数日、よろしくお願いします(^^)











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