北方寛丈

活動報告

2019年04月16日

ツアー6日目!

【ご縁をツナグ旅:6日目】

目を疑いたくなるほど、悲惨な現状。
朝は小屋浦へ視察に行きました。

ダムの決壊から、水害、土砂災害で、飲み込まれた町がそこにはありました。


あまりに生々しく、被災された方々はどれだけの想いで直面し、今を生きているのか・・・・

奥さんと娘さんを同時に無くした方、
自分だけ生き残ってしまった、と自己否定の中に今もいる方、
なんとか助かったけども、体に不自由が出てしまった方、

まだ一年も経っていないその現状は、今から、これから、というものでした。

坂町でのコンサートはこれまでになく、雰囲気の重い感覚がありました。

しかし、コンサートが進んで行く中で、少しずつ晴れていったような感覚がありました。

まどみちおさんの詩を朗読し、更に心が和らいでいく感じがあり、

「ありがとうのワークショップ」を実践し、想いを声に、高らかに声に出して解放が始まり、

最後のご縁ソングでは、本当に素晴らしい声を聴くことができました。

自負ではなく、そういう空間になったこと、涙された方がいたことに、少しでも寄り添えたのかもしれないと、思うことができました。

そしてお世話になった山田さん始め小屋浦家族の方々には本当にお世話になりました!

気さくで明るく、エネルギーの高い方々で、午後のゾーナ、翌日の佐東公民館にもスタッフとして一緒に行動してくださいました。心強かったです。感謝しかありません!改めまして、ありがとうございました。

午後からの広島県立美術館内にあるイタリアン・ゾーナ。
実はゾーナのマネージャーをしているのが、エレクトーン時代からの幼馴染、番谷昌子さん。

広島にずっとご縁のある方で、今回のご縁をツナグ旅でもなかなかすごいご縁つなぎでございました。笑

また、同行している林大祐先生こと大ちゃんからのご縁で、谷仁美さん、アナウンサーの丸子よう子さんにもお会いでき(お二人はNHK時代からのお仲間♪)、ゾーナでの公演後は愉快なレコードバーでお好み焼きを食べながらの楽しい時間となりました。

改めて、この日に感じたことですが、
本当に心を痛めている時に、音楽を聴けるでしょうか。
わたし自身はとてもじゃないけど、聴けません。
それどころじゃないです。。。

でも、そこにあえて音楽を持ち込む。特に歌です。

すると、声から想いが出てくる、伝えようとする。
塞ぎ込んでいた想いが溢れて来る。

そういうところから、始めたい。

そう思って、ご縁をツナグ旅をし、またご縁ソングを歌い継いでいます。




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