Jin 佐伯仁志

活動報告

2021年09月08日

★アルバム「セルフライナーノーツ」

ニューアルバムの「セルフライナーノーツ」を書いてみました。


「ライナーノーツ(ト)」って(英語: liner notes)音楽CDに付属している冊子等に書かれる解説文、です。 

通常はアーティスト本人ではなく音楽ライターやレコーディング関係者などによって書かれるのだけど、

自分で書いてみたので「セルフ」なライナーノーツ、です。


アルバムの「予約特典」として用意してたんですが・・・・すみません、

段取りが間に合わなかったので、、、ここで限定掲載することにしました。



なのでこれ読まれた方は予約よろしくです(*´Д`)


魔法のうた~風になれ~ 予約はコチラから受付中


ダウンロード配信の予約も始まってます。






魔法のうた ~風になれ~ Jin佐伯仁志First セルフライナーノーツ



1★がんばったね to me

「魔法のうたⅠ」で、そして今まで一番愛されてきたであろう曲「がんばったね」を
今回の新しいスタートの懸け橋としてバラードバージョンで一曲目に。
ピアノは一青窈さんのステージで「ハナミズキ」などの演奏をしてた櫻井大介さん。
ハナミズキのテイストでってリクエストしたらほんとにそんな素敵なアレンジをしてくれました。
レコーディングのリハでは冒頭の間奏でほんとにハナミズキのフレーズを差し込んできて
ハマりすぎてしばらく笑えて歌えませんでしたが。
いままで「がんばったね」は僕からみんなに、というイメージでしたが

今回は僕が僕に「to me」と自分をねぎらってみましたよ。



2★パパの歌
「ママの歌」のパパバージョン(そのまま)原曲は同じメロディで歌詞だけ変えてたんですが、
今回のアルバム制作にあたりギタリストの後藤綾太さんがめっちゃオシャレなアレンジを持ってきて、
悶絶しながらメロディも少し変えて制作。
さらに、レコーディング中に遊びに来てくれた(Believeのコーラスとアレンジもしてもらった)
知り合いのシンガー渡辺学さんが「Jinさんこれ(オシャレだし)歌わなくていいんじゃない?」って言い出して、
何てこと言うのー(笑)でも考えてみた結果、「あ、歌うんじゃなく語ろう」となりました。

パパの悲哀を歌ったのに、女性が多く涙する不思議な歌です。



3★Believe
オシャレアレンジシリーズ第二弾。
これも、原曲はどちらかといえば硬派な曲調だったのですが、
同じくギタリストの後藤さんが上げてきたのがこのアレンジ。
Believe、そう「信じる」というテーマは、
目の前の問題も困ってるひとも、そして何より自分も
「大丈夫」と信じることが、それこそが何よりも大切だ、

そんなメッセージを込めてみました。




4★傷ついたダイヤモンドの物語
これはもともとは2009年ぐらいに僕がブログで書いたミニストーリーです。
これまでも何度も繰り返しシェアしてきたいい話だと思ったので、せっかくなら歌にしてしまえ!と。
子供の頃はダイヤモンドのように無邪気に輝いてたのに、
色んな人からダメ出しされてダイヤモンドが他の宝石になろうと頑張ってたけど
いつしか自分を殺して見失って生きてきてしまった。
でもあるとき、ダイヤモンドの姿そのままがいいって、
そんなのダメだと思ってたその姿でいいんだ、って言われて本当の自分の輝きに気づいていく

素敵なストーリーを感じてみてください。




5★素顔
年々自分に嘘をつくことが出来なくなってしまった僕は、
今回の音楽への移行も、いろんなものを捨てて傷つけて
それでも自分に嘘はつけない、そんな思いでここまできました。
ほんとうに好きなこと、やりたいことに行くっていうことは
そして本当に好きな人を選ぶっていうことは
こんなにも怖くてこんなにも失うことで、でも
そんな自分を誉めてやろうと思って作った曲です。

そんなにかっこいいもんじゃないんです、心の内側は(笑)




6★自分に嘘をつかなかった
「素顔」では書ききれなかったものをもう少し歌にしてみました。
「人を信じる」というテーマのラヴソングです。
愛する人を信じる、というのは自分の弱さを見せることだし
相手の弱さも受け入れること。それは結局は自分を信じてないとできないこと。
そうすることを選んだ自分をほめてみた。
自分が自分のことを好きでいられる人と一緒にいることを選ぶ
そんな気持ちを歌にしてみました。

自分を幸せにするって怖いことなんだね。




7★大切なもの
これもめずらしくラヴソングです。
いろいろ失うのが怖くて世間を気にして一度手を離したけど、
失ってはじめて改めてその大切さに気付くことがある。
失うものばかりで、それが怖くて「それなりの幸せ」で満足するのを選んでしまった、
でもだからこそ本当に大切なものに気づいてしまった。

気づいたら・・・あとはどうしよう。





8★わがまま
「魔法のうたⅤ」に入れ損ねたものがパワーアップして帰ってきました。
この曲は「手拍子」を覚えて一緒にライヴで盛り上がりたいですね。
イントロからかっこいいので盛り上がっていこう。
「わがまま」って悪いことだと大人になってもずっと思ってきたけど
心の中はワガママでいっぱいで、不満だらけになるくらいなら
何と言われても好きなように生きていいのだ!
そうすると得意なことと苦手なことが助け合いながら

ワガママを責めずに生きられる優しい世界が出来るんじゃないのかな。





9★Superstar
アンチに悩まされてた頃、アンチって「あざ笑う」ようなコメントをたくさん残してた。
「なんで嘲笑われるんだ?」と考えた時に出てきたのがこの歌です。
同時期に「あなたは他人に感謝しすぎ」って言われた。
「〇〇さんのおかげってすぐ言うけど、その人のおかげかもしれないけど、でも!
あなたの今までの結果はあなたがやってきたことなんだよ」と。
ああ、そうか、数年前に「ナメるな」っていう歌を書いたけど、また自分のことナメてたって。
感謝することがいいことで、自分のおかげとか自分の手柄にするとかはダメなことだと思ってた。

そんな見せかけの感謝なんて捨ててやる!! そんな歌です。





10★明日を信じて自分を信じて
今回のアルバムは完全に自分のため、だなーと思う。
歌の世界に飛び込んではみたものの、行先は真っ暗です。
小さな手漕ぎボートで目的の陸も見えないような海に飛び出した、みたいな。
ほんとバカみたいな決断、だけど自分を止められなかった。
人が決断したときには頭に光が灯り、それを見つけた船頭さん(神様?)が船をまわしてくるけど
乗ろうとしたら「おめー全部荷物は置いてけ」というわけです。
「そんなに持ってたら重くて船は沈んでしまうわ」と。
失いたくないものや、常識、セオリー、普通、というものを抱えて握りしめてたら
次へなんていけない。今までの世界から。
ただ、ただ、自分を信じて、好きなことをすると決めてすべて捨てていくしかない、

そんな生き様と決意を歌にしてみました。怖いよー。




11★堂々とそのままでいよう
僕はついつい不安になって、何かをしようとしてしまう。
悪いことが起きないように先に手を打とうとしたりして
「焦り」「あわてて」「じたばた」なんてついやっちゃう。
自分のダメなところを隠したり変えようともしてしまう。
変わらないことは何十年もやってきて自分が一番知ってるくせに、ね。

堂々と、そのまま、このまま、生きる。そう、堂々と恥かきながら行こうぜ。





12★わたしでいい
2019年12月に作った曲。大きな大きな人生の決断をしたあとでした。
「魔法のうた」は「魔法の言葉」をメロディに載せたもの。
「魔法の言葉」は、口に出すことでより大きな効果を得られるのだとしたら
すべての歌詞を一緒に歌えるものを作ればいいじゃないか、と制作。
9年近く日本中を講演で回ったときに「魔法の言葉210連発」をみんなと一緒に声に出してきた。

その中から選びに選んだ言葉たち、一緒に声に出してみて欲しいのです。




13★風になれ
“風に向かうか 風に乗るか 自分が風になるのか” 曲とフレーズ(歌詞)が同時に降りてきた。
昔は風に向かうことがいいことと思ってた。
次に、テレビのチカラで風に乗った。やがて風は止んだ。
次は自分が風になり人を乗せていく、そのためには全部置いていこう、そんな決意を込めた歌です。
「心が風になる」の次世代曲、ですね。

活動報告一覧