音速ライン

活動報告

2016年03月20日

招待制フリーライブ&公開インタビューレポートをUPしました!

クラウドファンディングに参加してくれた皆さんに何か返したい!という事で急遽企画したというこのイベント、ミニライブの部分をレポート!

会場はフリードリンク・フリーフードという事で美味しそうなお料理が並んでいました。お昼のライブでご飯食べながら見れるのは、お腹もココロも満たされて良いですね!お客さんがまずお腹を満たしたところでメンバーが登場。アコースティックの立ち位置は大久保さんが右、藤井さんが左という、いつもとちょっと違う並びなので何か新鮮!「皆昼間から来てくれてありがとう」と2人。ほわほわした雰囲気の藤井さんは「俺の12時のテンションこんなもんよ」と言って笑いが起こる。藤井さんが大久保さんに無茶振りしつつ、「大久保の困った顔を見るのが好きなの」と熟年夫婦みたいな仲の良さ(笑)。ちょっと緊張していたお客さんごと場が和んでいく。今日の1曲目はやっぱりこれでしょ、と『ありがとね』を演奏。亜麻色のボディから生まれだす暖かなベースギターの音色、サンバーストのアコースティックギターから紡ぎだされる柔らかで芯のあるコード。そして艶やかな藤井さんの声。「ありがとね」という歌にそのまま気持ちが乗って皆に届く。アコースティックはやっぱり音も歌も剥き出しに近いよう。場所も彼らのホームである新宿LoftのBarホールという事で親近感が増すんだろう。曲が終わると2014年秋にリリースし、2015年を共に歩んできた『チルは散る』の事を話しつつ、この曲を次のアルバムに入れた方が良いのか、アルバムのタイトルは何が良いか、等々の話も。せっかくだからこのプロジェクトに参加してくれた人に相談しよう、という趣向との事。コメント欄は2人ともチェックしているそうなので、皆さん是非ご意見を寄せてください。そして2曲目は話題にのぼった『チルは散る』。アコースティックはテンポもゆっくりで全然違う印象。メロディの美しさがぐっと引き立っていた。アウトロではお互いの手元と表情を確認しながら合わせていく。こういうライブならではの表情を見れるのはやっぱり特別な感じがする。お昼のゆったりライブという事でお客さんにドリンク取りに行っても大丈夫ですよ〜と促しながら、大久保さんのMCとお客さんのひきについて(笑)。「掛け合いの合間」のレクチャーに笑いが起こる。

そして藤井さんが新しいビール缶を開けて3曲目は『Beer Can』(笑)。自然に手拍子が起こり、合いの手の「ファイ!」も「飲めば飲むほど強くなる」も皆で参加!やはり皆コアな音速ファンのよう。「お疲れさん」で手を振るお客さんたちを見て藤井さんも笑顔で歌っていた。合間にはまだ音源化されていない『ウーロン杯』という曲をさわりだけ演奏。以前ツアー中に出来ていってライブで披露してたナンバーだ。

次は今日はどうしてもこの歌をを歌いたいと藤井さんのリクエストで『大切な人』を演奏。歌いたい気持ちが声音に乗って、グッと胸を締め付けられる。

藤井「この『大切な人』が入ってるアルバムは大久保が凄くはまってるんだよね」

大久保「『風恋花凛』?いや全部!(好き)」

藤井「次は…『逢いたい』と『生きてくことは』どっちが聴きたい?」

こんな風にお客さんと対話して進めていく藤井さん、アルバムの制作もこういうスタンスで行きたい、との事。皆で作りたいっていう気持ちが強いんだろう。最後は「風とロック」で箭内さんと作った『生きてくことは』。透明感のある藤井さんの歌声がまろやかに優しく響く。一緒のに歌う人や涙ぐむ人、歌に合わせて相づちを打つ人、皆が歌に包まれていく、とても暖かくて贅沢な時間。演奏が終わると大きな拍手が湧いた。これでライブコーナーは終了、この後、公開インタビューが行われました。

終始笑顔に溢れた時間、同じプロジェクトを共にするという親密感のあるイベントでした。

裏ネタとして一つ、ライブ前に今日のセットリストをメンバーにたずねたら、決まってないとの事だったので、今日の曲達はその場の空気で選ばれていった物です。

これからも色々仕掛けていくそうなのでお楽しみに!

(ライブレポ:TOTE朝倉 写真:Mami Naito )

1、ありがとね

2、チルは散る

3、Beercan

4、大切な人

5、生きてくことは



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