熊本新町古町復興音楽会

活動報告

2018年10月18日

2年半前熊本地震がありました。

この度はご支援、応援を頂き、誠にありがとうございます。


私たちは、2年半前、熊本地震を経験しました。

避難所に避難していて、発生し続ける余震の中で、この先どうなってしまうのか不安で涙したのを覚えています。

そんな中で、ただ何かを待っているだけでは不安に押しつぶされてしまいそうだったので、体を動かすことを選択し、炊き出しの手伝いを始め、その活動がくまもと新町古町復興プロジェクトに続いています。

なにも経験のないところからのスタートで、近所の困っている人のお手伝いからはじめました。

「できるしこ(できるだけ)」を続けていると、たくさんの方から応援していただけるようになり、その中で熊本新町古町復興音楽会を開催する事になりました。

第1回目を開催することができたのは、地震から10ヶ月後でした。

整理券の配布が10分で終了し、本当にたくさんの人に訪れてもらい、会場中が感動の涙で溢れた時に、音楽の大きな力を感じました。

熊本地震から2年半が経ち復興が進んでいます。

僕たちが住んでいる新町古町は、約400年前から続く熊本城の城下町として発展してきました。

築100年を超える町屋が350件ほど残っている地域でしたが、地震後約半分になってしまいました。

これ以上の町屋の減少を防ぐためにも、新町古町のことを内外に知ってもらうことが重要だと考えています。


熊本新町古町復興音楽会を継続していくことで、新町古町をたくさんの人に知ってもらうきっかけになればと考えています。

どうぞ皆様の引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。


実行委員長

吉野徹朗

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