「すべての時代に通用するロック」を掲げてインディ・シーンで活動を続けるスリーピース・バンド、Walkingsが3月13日〜27日にかけて渡米。「SXSW 2017」に出演、全米を回るツアー「Japan Nite US tour」に参加します。そんな彼らに密着したドキュメンタリー映画を製作。
【応援コメント その1】
東京のインディシーンで活躍するバンド、Tempalayの小原綾斗(Gt, Vo)からコメントを頂きました!
__________________________________________
Walkingsがいよいよ世界に知られるタイミングがやってきた! そのきっかけをつかんだ。あとはいつも通りのプレイをかましてほしい。それだけでよいのだ! そーゆうバンドなのだ!
いらぬ心配をしてほしくない。そーすれば必ずや世界で認められる音楽なのだ! 彼らが最高のモチベーションで臨めるよう、日本のロックリスナーよ、ぜひ未来に投資してほしい!
小原綾斗(Tempalay)
__________________________________________
詳細はプロジェクトの概要をチェック!
写真左から、吉田隼人(Ba)、高田 風(Vo, Gt)、高梨貴志(Dr)
http://walkings.wixsite.com/walkings
そんなWalkingsになんとSouth by Southwest 2017(以下SXSW)への出演オファーが来ました! SXSWとは、音楽・映画・IT等が集合したテキサス州オースティンの街全体で開催される大規模なショーケースイベントです。3月12日~19日の音楽イベント期間中は、毎年世界中から音楽業界の人たちが集まってくる世界規模の音楽市場とも言われています。
(c)Smashing Mag
そしてさらにこれに伴い全米ツアー、Japan Nite US Tourのオファーも頂きました。 オースティンを含めると全8カ所。ニューヨーク、シカゴ、シアトル、ポートランド、サンディエゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコをまわります。すべての日程は3月13日~27日の期間です。
ツアーの模様をドキュメンタリー映画として収めてくれるのは、数々の賞を取り活躍している若手映像作家、長棟航平監督です。彼はWalkingsのミュージックビデオもディレクションしてくれています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「じゃあ、俺たちのドキュメンタリー撮ってよ」
2年前、小さなライブハウスの階段で。僕とWalkingsが初めて出会ったときにそう言われました。その日、たまたま観た彼らの演奏に一目惚れのようにシビれてしまった僕は生まれて初めてナンパをしたのです。君たちかっこいいね、ミュージックビデオを作らせてくれないか?と。すると帰ってきた答えが、前述の台詞でした。
結局、ミュージックビデオ作ったんですけどね。ライブ映像もたくさん撮ったんですけど。Walkingsがアメリカに行くことが決まったという知らせを聞いて、彼らと初めて会ったときに交わした約束を果たすのは今しかないと思いました。
僕はキャリアも浅くディレクターとしてはまだまだ未熟者ですが、Walkingsを撮らせたら世界で最も優秀なディレクターだと自負しております。
皆様のご支援をよろしくお願い致します。
長棟航平
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Walkingsがやっているブルースロックの音楽シーンは現在日本に存在しないように感じます。そこでWalkingsが作りたい世界観を伝えたいという意味でも、今回ツアーの模様を映画として収めることにしました。
さらに2015年のフジロックからWalkingsの撮影を続けているフォトグラファー・サイトウマサヒロが同行し、のちに発表する写真集を作ってくれます。彼はWalkingsのアーティスト写真も撮ってくれています。
すべてを実現するためには映画の制作費、フライト代、現地での滞在費など、大きなコストがかかってきます。なので今回、クラウドファンディングを利用して皆さんの協力により全費用の半分、100万円を補いたい次第です。
▼最後に
世界に響く音楽を作る――
神奈川県足柄上郡中井町出身の高田風です。自分は高校生の頃からバンドを始め、ロックにのめり込んで行きました。その当時から自分は、世界に響く音楽を作るんだという気持ちで音楽を続けてきました。
高校生の時テレビ朝日の番組『ストリートファイター』という番組で、当時同じ高校の仲間で組んだSALADというバンド(ベーシストは現ベーシストの吉田)で全国大会まで進み、2位を獲得しました。惜しくも優勝はできませんでしたが、その流れで小林太郎とYE$MANというバンドとして事務所に所属し、サマーソニック、ライジングサン、アラバキロックフェス等数々のフェスに出演しました。このままいけば自分達の思い描く音楽活動の土台をこの日本で作れると感じていました。
しかしそううまくはいかず、一生懸命作った渾身の作品である1stアルバムが、事務所の意向により発売できないということになりました。自分たちの作る音楽がJ-POPとは違うものだったからです。
日本のマーケットだけに絞る音楽を作っているのでは世界には響かないと感じたため、事務所を去ることにしました。当時、音楽業界の重鎮に「好きなことだけやってたら家を無くすぞ」とも言われました。
その時にメンバーだった小林太郎以外の3人(ベース・吉田隼人、ドラムス・高梨貴志と自分)でお互い共感し、現在のWalkingsとなっています(小林太郎とは現在みんな仲良しです)。事務所を去った後は2012年からイッキーサンプスとして活動を開始しました。この時期から土地、時代を超えた可能性を感じる普遍性のあるロックバンドだけを集めて、「全時代ロック」というライブイベントを定期的に行い活動してきました。現在も世界に向けて発信をしていこうとバリバリ活躍しているGLIM SPANKYもその当時出演してくれています。
そして2年くらいたった頃、アメリカの音楽性を生で体感したいと思い、祖父母の資金援助を受けてニューヨークに一人で半年ほど行きました。ゴスペル教会でセッションをしたり、現地で巡り合った友達とガレージで録音をしたりしました。そこでは生活の中で音楽により重きを置いている人が多いためか、地下鉄でギターを毎日演奏することで日銭を稼ぐことができました。しかし目的は地下鉄で生きていくことではないので、次はちゃんとバンドを連れてアメリカに来たいと思いました。
日本に帰ってからも自主的にイベントを打ち活動を続けていく中で、2015年フジロックに出演することができました。これは喜びが大きかったです。フジロックは日本で最も世界に近いロックフェスだからです。そのきっかけで2016年はP-VINE RECORDSというレーベルから1stアルバム『穴』の全国リリースも出来ました。
心のままの音楽を続けていくことで、それに協力してくれる人が増えてきているのです。
WEBメディアの方が協力してくれたり、ライブをすれば写真を撮りに来てくれたりする仲間がいて、更にJapan Niteの方がアメリカに行こうと誘ってくれたのです。とてもありがたいことです。
とうとうアメリカなんです。念願叶ってのアメリカツアーにバンド(夢を共有できる吉田隼人と高梨貴志)と一緒に行けるということ、そして世界中から音楽業界の人間が集まってくると言われている音楽市場『SXSW』という音楽フェスに出演できるということ。Walkingsの音楽がアメリカで通用することを証明し、次のツアーに繋げていきます。そして心から思う表現が、新たなシーンを切り開くパワーを持っていることを証明します。
ご支援よろしくお願いします。
高田 風(Vo, Gt)
※少しでも気になった人は「プランを選択する」からリターン内容をチェック!