家の裏でマンボウが死んでるP

活動報告

2020年09月24日

秘蔵アルバム内容公開

こんにちは、タカハシです。


さて、このクラウドファンディングも受付期間が残りあと1日となりました。

初日にあっさりと100%に到達させていただきまして、

にも関わらずその後もジワジワと支援者の方が増えております。

現在144%。150%になったら追加のお返しとして新曲の音源をお渡しすることになっているのでぜひお願いしたいところです。




本日は1万円以上のプランを選択してくれた方にプレゼントする秘蔵アルバムの内容に関するお話です。


ボカロ活動開始以前〜活動初期くらいに作った非ボカロアルバムになっております。

3枚とも曲の間にボイスドラマが挟まってましてアルバムを通して1つのストーリーになっています。

メジャー2ndアルバムで同じようなことをしましたね。ルーツがここにあります。


当時高校生〜大学1年生だったので粗い作りのアルバムです。

盤は1枚1枚手焼き。ケースはヨドバシで50枚入りを買ってきて、歌詞カードは手書きのものをコピーして冊子にしました(今回はこの作り方を再現します)。


全校生徒1000人弱の高校の中だけで販売したにも関わらず200枚売り上げるという謎の勢い。

卒業後も部室や生徒会室に置かれ続けたらしいです。

僕は当時出身高校を発表していなかったにも関わらず在校生や保護者の方の中で「あの人うちにいたっぽいぞ」という噂が細々と繋がって

卒業7年後に同窓会会報か何かの「活躍中の卒業生!」みたいなインタビューに呼ばれました。女子アナと国会議員に並びました。並べるな。

地元で代々語り継がれるほどの突飛なバンドが力を持て余した若い自分に勢いで作った異質のアルバムになります。




まずは1枚目。「ザ・パンツマン 〜Chosen by God〜」。



(当時はマンボウPという名前もタカハシヨウという名前もなく、僕はロックスターという名前でロックスターっぽい仮装をしていました。バンド名もポニーになっています)


このアルバムの恐ろしいところは収録されている11トラックのうち、6トラックが音楽じゃないことです。

「トーマス誘拐事件」というのがボイスドラマ部分になります。

学校帰りにマックのトレーに敷いてあるチラシの裏に書いた非常に雑な脚本で、

クラスメイトたちを集めて役者になってもらい収録しました。

「宇宙」は我々の中でもいまだに手応えを感じている伝説の音源なんですが、絶対に再現できないのでライブ等で演奏されたことはありません(聴いたらどういうことかわかると思います)。

チラホラボカロ曲として後に発表したものもありますね。




続いて2枚目。「こむらがえりギャラクシー」。


2ndアルバムにしてついに音楽のトラックが半数を超えるという快挙を成し遂げたポニー。

ドラマ部分である「店長という男」以外はちゃんと音楽をやっています。


ここでついに「家の裏でマンボウが死んでる」が登場します。まだボカロ曲として発表する前でした。

このアルバムで手応えを感じたことがニコニコ動画進出につながりました。

なのでニコニコに上がってる音源がいくつかありますね。




最後は「セイント・サルモネラ共和国 〜僕は白滝を反芻する〜」です。




キーボードに花火職人のカスミさんを迎えて制作した3rdアルバム(現在は脱退して平和に暮らしています)。

ボイストラマパートが6つに増えたものの曲の方が多い状況は何とかキープしました。

ちなみに3枚のアルバムのストーリーは繋がっています。

この3枚目のストーリーは完全に後付けで作ったのですが、そうとは思えない出来になってると思います。

ぜひこれを聴いた後1枚目2枚目に戻っていただきたい。


ニコニコでマンボウを発表して半年後の2009年3月に発表したアルバムになります。

このアルバムをもってバンドが活動休止に入り、

暇になったしニコニコは続けるかということで7月のネチネチの投稿につながります。




さて、今回はこんな感じです。

アルバムの内容を正直に書いた結果むしろマイナスプロモーションになっているのではという気がしてきました。

でもクラファンを応援してくれるコアな方々にとってはとても喜んでいただけるコアなものになっていると思います。


ライブが終わってしばらくしたらお届けしますので、のんびり待っていてください。






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