それでも世界が続くなら

活動報告

2022年10月30日

残り1日、このレーベルに君の名前を残してくれたこと

今日は、CIVILIANとツーマン。


レーベル設立プロジェクトが、残り1日、

ってところで、偶然にも僕がずっと一緒にやりたかったバンドとやることが出来る。


初めて名古屋でLyu:Lyuとして2マンをした以来、

なんだかんだでCIVILIANとは縁があるというか、毎年2マンをやらせてもらっている。

(コロナ禍では弾き語り2マンだったけど)


僕達が活動休止する前夜にも2マンをさせてもらった。


出会いはコンポラの朝日くんが、みたいな話は以下の対談を読んでもらえたら。


僕とコヤマくんの対談

https://www.jungle.ne.jp/sp_post/249-soredemosekaigatsudukunara-x-civilian/


整体手術をする前、歌えなくなったら音楽は終わりだと思っていた。

終わろうと本気で思っていた僕は、今でも心のどこかに一線で戦っているアーティストへの罪悪感がある。


今日、コヤマくんに「おはよう」と曇りなく言えたなら、あの日の僕の気持ちはきっと埋葬できる。

好きな人や好きな音楽に会いたくないなんてこんな自分じゃ会えないなんて申し訳ないなんてもう思いたくない。


心から好きだと思える人の歌と向き合えたなら、君が望んでくれた様に、最後まで僕のまま音楽をやろうときっと思える。


今日はライブだ。

あと何回、君の前で歌えるんだろう。


誰かにとってはすぐに忘れることかもしれない、誰かにとってはエンタメで誰かにとっては遊びだろう、

そんなただの音楽が、僕にとっては人生を費やした全てで、僕の人生そのものだった。


今日は発表会じゃなくてライブをしよう、

人の心はわからないから君に刺さるかなんてわからない、だからどんなに無様でもボロボロでも血まみれでも構わないから、せめて「これが僕の人生だった」と胸を張って言える様な音楽をやりたい。


終わりは必ず来る。

「それは今じゃないよ」と君やメンバーが言ってくれた。このプロジェクトが教えてくれた。


まだ僕は生きている。

僕に音楽をやらせてくれ。


君が作っていいよ協力するよと言ってくれたこのレーベル、参加してくれてありがとう。


このレーベルに君の名前を残してくれてありがとう。

きっと僕は一生忘れない。


いってきます。


篠塚将行


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