大北哲央
活動報告
2020年03月28日
28日目「託す」
28日目「託す」
どうも、ホットレモンティーで舌唇やけどした系シンガーソングライターの大北哲央です。
キャンペーンにお申し込みくださった皆さま本当にありがとうございます。
おかげさまで現在【131%】達成しております。
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これまで僕は自分の身体を通してたくさんの人に会って生きてきました。
その出逢いの中で自分の価値観をひたすらに発信して、時には無理やり人に押し付けました。しかし、それによって誰かを変えられたこともなければ、自分が心から納得できたこともありませんでした。
他人を変えようとしている時は、自分が納得行っていない時であり、それを相手に求める時点で本質から逸れているのかなと考えています。
例えば、何かに怒っている人を見た時、僕は怒るのを無理やりやめさせようと今までしてきました。怒っている人がいることが許せなかったからです。相手ではなく、僕がです。これは怒っている人のせいではなく、怒っている人を見て嫌な気持ちになった自分に問題があることに気付きました。
価値観を押し付けるのでなく、本当にその人のことを想い怒りを鎮めて欲しいと願って接していれば更なる喧嘩に発展しないことも沢山あっただろうなと思います。
ただ、今は少しずつそう願える事が増えた気がしています。そして、理解できない価値観に対してこう思う様になってきました。
「僕の代わりに○○という思考や感情を背負ってくれている」
例えば喧嘩の当事者の自分が怒ってプンプンしているときに、関係ない友達が自分のことのように激おこプンプン丸になってくれて、それを見て冷静になれるときの感じに似ています。
一人では発散しきれなかった感情や思考を背負ってくれるような感覚です。
価値観の話に戻りますが、あらゆる出来事は常に同時に存在しているので、世界をどんな風に切り取っても良いし、どんな面から見ても良い。そして本当に興味がないことは、何を言われても本来反応しないはずなんです。だから、なにか感情が動いた時点で他人の思考に共感していると言えると思います。
だから託す。
自分が気になって仕方なくて、どうしても理解できない価値観はその人に託す。
自分の代わりにそれをしてくれているんだと思う。
すると託した分だけ、自分が見たい世界に集中する事ができる。
そう考えると、怒っている人にさえありがとうと思う。
でも、関わっている人にはやっぱり笑っていて欲しいと思ってしまうから、僕はずっと歌を歌い続けて「こんな面もあるんだな」といつでも気づいてもらえる準備をし続けます。
お読み頂きありがとうございます。
ではまた( ¨̮ )
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