残響塾スタッフ

活動報告

2018年09月05日

リリースに焦らない!

リリースをするにあたり、情報をきちんと集めてから、一番良いリリースの仕方がわかるまで、
リリースしないことをお勧めします。

<理由>
世の中の売れている音楽は、リリースした後の、アウトプットまで研究されて出ています。
そんな世の中の人達と、何も研究していない、あなたがリリースして、広がると思いますか?

現状、リリースは誰でも簡単にできる時代になりました。
しかし、メジャーや音楽の会社の方達が、簡単にリリースしてません。
おそらく、昔以上に慎重に行っているように見えます。

配信、ストリーミング、CDショップ、もはや音楽は誰でも人の目に触れる場所に簡単に出せます。
僕の持論として、ITの一部になっているのですから。
(先日のYoutube Liveのアーカイブを参照ください。後に紹介します。)

せっかくあなたが一生懸命、想いを込めて、時間もかけて作ったものを簡単に、人に届けるのはもったいない!

では、どうしたら良いか?

<対策>
せめて、最低限の知識をつけましょう。

音楽業界の知識を知りなさいとはいいません。
ただし、音楽業界は今の時代に、どうやればもっと広げて行けるのかを毎日研究している会社です。

彼らの研究している知識をお借りするのです。


でも、どうしたら、そんな情報を手に入れることができるのですか?


はい、彼らにとって、ノウハウは財産です。そんなに簡単に表に出す事はありません。


もし出したとしたら、それは非常に表向きの知識というより、情報です。
おそらく、ネットに載っているレベルのものです。

だって、現役の僕がそう思うのだから、企業の皆さんはもっと思うでしょう。


音楽の仕事は、本当に誰でも簡単にできるようになりました。

ここが落とし穴です。

しかし、ここ15年くらい見て、自主で成り上がったアーティストを一組も見ていません。
そのように見えているアーティストは、必ず裏でどこかの会社の方が影で動かしています。


たくさんの方が言います。誰でも発信できる世の中になった!
その通りです!誰でも発信できるようになりました。

しかし、誰でも広げられるようになった!とは、言えません。

皆さん、そろそろお気づきでしょうか?

アーティストが使える、選択肢は広がったのです。
音楽ビジネスの幅も広がったのです。

そう広がったのは、音楽ビジネスのインフラです。
そこを理解してますか?
簡単に言えば、音楽作れないひとや、俺、才能ないけど音楽の仕事したい、って思っている人が、
音楽を仕事として行う場所が増えたのです!

ということは、結果、お客さんの聞ける場所も増えましたね。
昔はお店しかなかったのに、今はwebでいくらでも聞けますからね。
僕ですら、毎日、apple musicやspotifyでしか聞きませんからね。

<わかりやすい例>
野球をできる場所がたくさん増えましたとします。
たくさんの野球好きの方が野球をできるようになりました。
でも、プロになって食っていける方が増えたのか?
と言われたら、昔と変わりませんよね。

収入が増えたのは、野球場をビジネスとして、行う方です。

DTMも同じです。誰でも簡単に音楽を作れるようになりました。
音楽の質を上げられる方が増えたのか?

音楽のプロでのレベルの音楽を作るには、独学だと20年くらいやり続ければできるでしょう。
でも、早く質の高いものを作りたいですよね?
それなら、質を高く作る方法を知る人に聞くのが一番早いです。

音楽業界は、非常にクローズなので、誰もそこを表に出す方はいません。
それを出してしまうと、自分の存在価値が無くなってしまうので。

企業では、ノウハウは自分達の利益にならないと、誰も協力してくれません。
それは、ビジネスとして、株式会社として当然の動きだと思います。


何が言いたいかというと、ノウハウを安価で気軽に得られる訳が無いということと、
せっかく一生懸命作った音楽を簡単にリリースせず、きちんと理解して広めることをお勧めしたいということです!

飛行機の計器です!で?
飛行機はあらゆるリアルタイムの情報を自分で整理しながら、前に進むのです。
だから、パイロットは凄いのです


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