残響塾スタッフ

活動報告

2018年10月10日

音楽で食って行くことの本質とは。

いつも思うんですよね。

会社で働いて、給料をもらうだけでも、すごい時間を使って、労力を使って、
やっと食えるくらいの給料と、たまにボーナスをいただく。


会社をやめて、独立をしてまず、個人事業主になったり、会社の経営者に突然なっても、
なかなか、うまくいかないことが多い。



当たり前だけど、補償もなければ、助けも無い、自分が動かなければ収入も無い。



会社社長の残響塾生が言っていたけど、河野さん、1,000万なんて、一瞬にして無くなりませんか?


イエス!


秒です!



で、ミュージシャンの仕事に置き換えてみます。


会社に所属していない、ミュージシャンって何が辛いのか?


それは、給料も無ければ、補償もない、将来も見えない。


実は、個人事業主や経営者と実は同じ状態です。


自分で動かないと、収入も得られないし、仕事も無い。


だから、みんな事務所やレコード会社に所属したくなるのかもしれません。


所属しても、個人事業主や経営者と同じ意識で居ない人は売れなくなります。


給料をもらっていても、自分が会社に給料分を貢献できているのだろうか?



と思いながら、活動していない音楽家は秒で消えます。



結論として、大事なのでもう一度いいますが、会社で予算を達成することと、
個人事業主や経営者の状態で、稼ぐことは同じレベルで難しいです。

稼ぐとは、かけた金額を取り返し、黒字にすることです。


だから、ノルマを払ってライブに出ることは赤字、それはいつ取り返すのか?

イベントに呼ばれたけど、ギャラをもらった分以上、動員する、貢献する。

その図式を理解していない音楽家は、一生食えません。

それくらい大変なことを覚悟してやっているかどうか、それでも成功するかどうかの世界である、ということです。


僕は、所属したいけど、できなくて、今に至りました。そして、14年黒字にチャレンジしてますが、なかなか難しい。

ただ、嫌でも自分でなんとかしないといけない環境をいただけたことは、有難いです。

だから、皆さんの気持ちが本当に良くわかるんです。


会社に所属してる方も、してない方もみんな辛いことを。

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